相次いで
あいついで
副詞
標準
one after the other
文例 · 用例
それはとにかくとして最近に私の少数な十に足りない同窓の中で三人まで、わずかの期間に相次いで亡くなった。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
明暦三年の振袖火事では、毎日のように吹き続く北西気候風に乗じて江戸の大部分を焼き払うにはいかにすべきかを慎重に考究した結果ででもあるように本郷、小石川、麹町の三か所に相次いで三度に火を発している。
— 寺田寅彦 『函館の大火について』 青空文庫
このくらいのならあとから来る余震が相当に頻繁に感じられるだろうと思っていると、はたしてかなり鮮明なのが相次いでやって来た。
— 寺田寅彦 『断水の日』 青空文庫
当時亮の家には腸チブスがはいって来て彼の兄や祖母や叔父が相次いで床についていたので、彼の母はその生家、すなわち私の家に来て産褥についた。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
裏坪や台所などのスケッチを見ると、当時のB家のさまがいろいろ思い出されて、そのころからわずかに二十年の間に相次いでなくなった五人の親しい人々の面影を、ついそこらに見るような気がする。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
なんと言ってもあまり混雑のはげしい時刻には、来る電車も来る電車も、普通の意味の満員は通り越した特別の超越的満員であるが、それでも停留所に立って、ものの十分か十五分も観察していると、相次いで来る車の満員の程度におのずからな一定の律動のある事に気がつく。
— 寺田寅彦 『電車の混雑について』 青空文庫
もしこの規定が完全に実行されれば、その線路の上の任意の一点を電車が相次いで通過する時間間隔は、やはりどれも同一でなければならない。
— 寺田寅彦 『電車の混雑について』 青空文庫
大小種々な時間誤差 ΔT がどういう順序に相次いで起こるかということもやはりまた一種の「偶然の方則」に支配される。
— 寺田寅彦 『電車の混雑について』 青空文庫
作例 · 標準
台風の影響で、列車の運休や遅延が相次いで発表された。
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期待の若手が相次いでデビューし、球界は活気に溢れている。
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商店街の老舗が相次いで閉店し、通りは少し寂しくなった。
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