詩序
しじょ
名詞
標準
文例 · 用例
正字通申集上、蓮の字の條に、白居易忠州木蓮詩序云、予遊臨、香亦酷似、花拆時有聲。
— 南方熊楠 『蓮の花開く音を聽く事』 青空文庫
その「與越州節度使求内外經書啓」に、元和元年四月と記してあり、また朱千乘――浙江地方の人と推すべき強い理由がある――の送別詩序(『高野大師御廣傳』上)に、元和元年春姑洗之月と記してあり、而して姑洗之月とは舊三月を指すから、此等の事實から推測すると、しかく斷定せなければならぬ。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
尤も前半も其の末の方即ち子子孫孫引無極也以下の部分は其の前と體裁を異にし、前の部分は疊辭の解釋とはいへ、猶其の釋しかたが簡單であつて、釋詁釋言に近い體裁を存してゐるに反して、子子孫孫引無極也以下は直接に其の言葉の解釋をするのではなくて、頗る詩序の體裁に近くなつてゐる。
— 内藤湖南 『爾雅の新研究』 青空文庫