とくとく
とくとく異読 トクトク
副詞-と副詞頻度ランク #36891 · 青空 30 例
標準
glug-glug
文例 · 用例
いまだにこの老人のひしがれた胸をとくとく打ち鳴らし、そのこけた頬をあからめさせるのは、醉ひどれることと、ちがつた女を眺めながらあくなき空想をめぐらすことと、二つであつた。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
少年の心臟は、とくとくと幽かな音たてて鳴りはじめた。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
いまだにこの老人のひしがれた胸をとくとく打ち鳴らし、そのこけた頬をあからめさせるのは、酔いどれることと、ちがった女を眺めながらあくなき空想をめぐらすことと、二つであった。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
少年の心臓は、とくとくと幽かな音たてて鳴りはじめた。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
が、頬へたらたらと垂れかかった酒の雫を、横舐めに、舌打して、「鳴るは滝の水、と来るか、来たと……何だ、日は照るとも絶えずとうたりか、絶えずとうたりと、絶えずとうたり、とくとく立てや手束弓の。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
つとこそ一人、手を棚へ延すより早く、とくとくと、赤き硝子のいんき罎傾むけそそぐ一刹那、壺にあふるる火のゆらぎ。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
かつはさみしき唇にカステラの粉をあつるとき、ひとりとくとく乳ねぶるあかんぼの頭にくらしや。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
そして、時々、その心臓の音は、停つては、またとくとくと動く。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
作例 · 標準
喉がカラカラだったので、冷えた麦茶をグラスに注ぎ、とくとくと音を立てて飲み干した。
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徳利からお猪口に日本酒をとくとくと注ぐ音を聴きながら、秋の夜長を楽しんでいる。
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大きな鍋にスープをとくとくと注ぎ入れ、じっくりと煮込んで味を染み込ませた。
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