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弓弦

ゆみづる異読 ゆづる・ゆづら
名詞
1
標準
bowstring
文例 · 用例
この眩暈と、風邪と、も一つ、用達と云う断りが出る、と箱三の札は、裏返らないでも、電話口の女中が矢継早の弓弦を切って、断念めて降参する。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
仍つて早く返し遣る者なりとなれば、旧堵に帰着し、兵事を忘却し、弓弦を綬くして安居しぬ。
幸田露伴 平将門 青空文庫
天慶二年十二月十五      謹※上 太政大殿少将閣賀恩下 此状で見ると将門が申訳の為に京に上つた後、郷に還つておとなしくしてゐた様子は、「兵事を忘却し、弓弦を綬くして安居す」といふ語に明らかに見はれてゐる。
幸田露伴 平将門 青空文庫
種子の如く、弓弦の如く、曉天の如く、少男の如く、進潮の勢の如く、進軍の鼓聲の如く、凡そ内より外に對ひて發舒展開せんとするの象は、皆張る氣の相にして、人に就て之を言へば、吾が打對ふところに吾が心の一ぱいになる氣合である。
幸田露伴 努力論 青空文庫
毎夜三更を過ぎる頃、紀昌の家の屋上で何者の立てるとも知れぬ弓弦の音がする。
中島敦 名人傳 青空文庫
毎夜|三更を過ぎる頃、紀昌の家の屋上で何者の立てるとも知れぬ弓弦の音がする。
中島敦 名人伝 青空文庫
雁射ると、弓弦張りゐつ。
北原白秋 風隠集 青空文庫
反歌米つくとうつらうつらに踏む杵のこなた踏むなべかなたあがりぬ雁射ると弓弦ひき放ち反る弓の小手にくるりとかへりたるらし荒彫の牛高砂の牡丹社の子か、命こめ、荒く彫りけむ。
北原白秋 風隠集 青空文庫
作例 · 標準
強く引きすぎたため、弓弦がぷつりと切れてしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
新しい弓弦に取り替えて、弓の威力が格段に上がった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
弓弦が放たれると、矢は風を切って飛んでいった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash