殺人狂
さつじんきょう
名詞
標準
homicidal maniac
文例 · 用例
若し犯人がわたしの推察通り殺人狂だとすると、更に慘劇の繰り返される恐れがあるからです。
— ――スウェーデンの殺人鬼―― 『死の接吻』 青空文庫
そして、それが一種の殺人狂の兇行だとするグスタフソン警視の見込が正しいこと、犯人が少くともシイドウ男爵家に何かの縁故を持つ者だといふことをはつきりと感じるに至つた。
— ――スウェーデンの殺人鬼―― 『死の接吻』 青空文庫
その青年を殺人狂の毒手から守ること、その口から何か犯人の手掛りを掴むこと、それがグスタフソンのソオルに與へた命令だつた。
— ――スウェーデンの殺人鬼―― 『死の接吻』 青空文庫
或る殺人狂の極悪犯人が、或る名探偵の存在を恐れて是非とも殺して終おうとする。
— 夢野久作 『書けない探偵小説』 青空文庫
驚いて見ているうちに、今度は腰から煤竹筒の汚ない煙草入を出して、その蝋燭の火で美味そうに何服も何服も刻煙草を吸うのであったが、まだ発車していないので、荷物なんかを抱えて通抜けようとする奴なんかが在ると、翁が殺人狂じみた物凄い眼を上げて、ジロジロと睨むので、一人残らず引返して出て行く。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
御承知のとおり、身体に何等かの肉体的異常を持つものは、男でも女でも幼い時分から一種のひがみを持ち、だんだん犯罪性を増して行くもので、極端になると、殺人狂になり了ります。
— 小酒井不木 『三つの痣』 青空文庫
尤も同じ不具者でも、殺人狂にまでなったものは、たとい嫉妬によって人を殺し、邪推であったとわかっても、オセロのように後悔しないのですが、それ程強い犯罪性のないものには、多少の悔恨の念は残って居る筈です。
— 小酒井不木 『三つの痣』 青空文庫
手錠の音12・5(夕) 殺人狂入江三郎を護送した巡査に聞くと、三郎の両手を縛るのに革製の手錠を穿めると、彼は手首を前後に振つてみて、革の裏表がきゆつ/\と擦れて鳴る音にじつと耳を引立ててゐる。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
精神鑑定の結果、彼は殺人狂と診断された。
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報道によると、殺人狂による犯行は計画的だったようだ。
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「あんな凶悪な事件を起こすなんて、完全に殺人狂だ。」
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