車座
くるまざ
名詞
標準
sitting in a circle
文例 · 用例
大勢で車座に坐って茶碗でも石塊でも順々に手渡しして行く。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
翌くる日は穂高岳に上るつもりで、朝|夙く起きた、宿の女が「飯が出来やしたから、囲炉裏の傍でやって下せえ、いけましねえか」と、畏る畏る閾越しに伺いに来る、いいとも、と返辞して大囲炉裏の前に、蝋燭を立て、猟士や宿の人たちと、車座になって飯を済ます、準備も整って出かけると、雨になった。
— 小島烏水 『梓川の上流』 青空文庫
揃いの水色の衣装に粗製の奴かつらを冠った伴奴の連中が車座にあぐらをかいてしきりに折詰をあさっている。
— 寺田寅彦 『箱根熱海バス紀行』 青空文庫
」 花骨牌の車座の、輪に身を捲かるる、危さを感じながら、宗吉が我知らず面を赤めて、煎餅の袋を渡したのは、甘谷の手で。
— 泉鏡花 『売色鴨南蛮』 青空文庫
山へ上ったというではなし、たかだか船の中の車座、そんな事は平気な野郎も、酒樽の三番叟、とうとうたらりたらりには肝を潰して、(やい、此奴等、)とはずみに引傾がります船底へ、仁王立に踏ごたえて、喚いたそうにござります。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
」「私は酒はいけず、対手は出来ませんから、皆さんの車座を、よく蚊帳の中から見ては寝ました。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
七人ばかりの村の者は、平かな岩の上に車座に坐って弁当を使いはじめた。
— 田中貢太郎 『岩魚の怪』 青空文庫
」 と※すと、ずらりと車座が残らず顔を見た時、燈の色が颯と白く、雪が降込んだように俊吉の目に映った。
— 泉鏡花 『第二菎蒻本』 青空文庫
作例 · 標準
皆で車座になり、焚き火を囲んで語り合った。
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子供たちは車座になって、先生の読み聞かせに耳を傾けた。
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会議では、上下関係なく車座になって意見を出し合った。
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