雑地
ざっち
名詞
標準
文例 · 用例
シュリーフェン以来独軍の主力は右翼にあるものと定まっていたのに、今日はアルデンヌの錯雑地を経て一挙北部フランスに突入した。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
わが持地は宅地畑地雜地合せて四段、田圃が四段、ほかに小作の田が三段餘りぢや。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
煙草畑のとなりはいはゆる雜地になつてゐる。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
雜地といふのは、山の、雜木が生えたままで開墾せられぬところを土地臺帳面でさう呼んでゐるのである。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
その雜地の、木が伐り倒されてやや廣い空地になつてゐるところへ、葉煙草を運んで行つて積み上げた。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
十三 九月から十月にかけて、駿介は雜地の開墾のために毎日山へ入つた。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
煙草畑をその一部に持つ山で、杉野の家ではそこになほ二段餘りの雜地を持つてゐる。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
雜地はもうずつと前に開墾されてゐなければならないのであつた。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫