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生葉

しょうよう
名詞
1
標準
文例 · 用例
殊に目の前に、柵に沿うて横はつてゐる木は、漆に似て更に細かい対生葉を有つてゐたが、黄いろい枯葉を雑へた枝ぶりは絵画的に非常に心地がいい。
木下杢太郎 市街を散歩する人の心持 青空文庫
生葉書の束をもってはいってくる。
平林初之輔 探偵戯曲 仮面の男 青空文庫
本居氏は筑後國生葉郡にあて、吉田氏は可愛即ち今の薩摩國薩摩郡高江郷に當てたり。
内藤湖南 卑彌呼考 青空文庫
枯木を集めて松火とし、道を照らして進みましたら危険いこともありますまい」 こう云ってかえって山尾の方が男の右門を励ますので、右門はそれに力を得、枯木と生葉を掻き集め、早速に作った松火二|挺。
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
昨年頂の北端なる鎌ヶ池で、狸藻の一種を採集したが、これは普通の狸藻、姫狸藻と異なった形態を具えて、捕虫嚢の位置が全く輪生葉群の部分から隔離して居る。
島木赤彦 女子霧ヶ峰登山記 青空文庫
豐後風土記日田郡ノ條ニ「昔者纒向日代宮御宇大足彦天皇、征伐球磨贈於凱旋之時、發筑後國生葉行宮、幸於此郡、有神名曰津媛、化而爲人、參迎辨申國消息、因斯曰久津媛之郡、今謂日田郡者訛也」上ノ津媛ノ上ニ、久字落チタルカ、生葉ハ、景行紀ニ的邑トアリ、今ノ生葉郡ナリ。
白鳥庫吉 倭女王卑彌呼考 青空文庫
冬の間敢て霜にも雪にもメゲズ平たく地面にへばりついてその深く羽裂せる根生葉を四方に拡げ、日当りのよい処に生えている者は暗褐色を呈しているが日蔭げの場処に在る者は緑色である。
牧野富太郎 植物記 青空文庫
有茎品の諸種もその始めに出る葉は根生であるが茎が立つと皆互生せる茎生葉と成る。
牧野富太郎 植物記 青空文庫