紅毛人
こうもうじん
名詞
標準
Westerner (esp. a Dutchman)
文例 · 用例
「紅毛人は、やっぱし、教会だとか慈善だとか云ってけつかって、かげじゃなか/\大きな商売をやっているね。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
殊にも、この男は紅毛人であります。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
紅毛人の I love you には、日本人の想像にも及ばぬ或る種の直接的な感情が含まれている様子で、「愛します」という言葉は、日本に於いてこそ綺麗な精神的なものと思われているようですが、紅毛人に於いては、もっと、せっぱつまった意味で用いられているようであります。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
それは、日本でも、西欧でも同じことであるのですが、ことにも紅毛人に於いては、それが甚だしいように思われます。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
科学の応用は、人間の現実生活の享楽に直接役立つので、この世の生命に対する執着力の旺盛な紅毛人たちの間に於いて異常の進歩をとげ、東洋の精神界にまで浸透して来た。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
船の甲板から人相の悪い紅毛人の顔がズラリと並んで覗いていた。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
古来、紅毛人の文学者で、バイブルに苦しめられなかったひとは、一人でもあったろうか。
— 太宰治 『如是我聞』 青空文庫
およそ、紅毛人とは申せ、同じ人間の作った文字書籍が、同じ人間に会得できぬという道理は、さらさらござらぬわ。
— 菊池寛 『蘭学事始』 青空文庫
作例 · 標準
幕末の日本では、横浜や長崎で多くの紅毛人が行き交っていた。
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当時の日本人にとって、紅毛人の服装や習慣は非常に珍しく映っただろう。
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彼は紅毛人との交流を通じて、西洋の文化や学問に触れた。
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