置形
おきがた
名詞
標準
文例 · 用例
一種の記号で文字の代用をさせ、またその記号の形によってその音を発するには舌や口腔を如何なる位置形状にすべきかという事を明らかに示したものである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
* 猫の尻尾は猫の感情の動きに応じてさまざまの位置形状運動を示す。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
名だたる宗匠の口から歎美の一言を待ち設けた主人の眼は、火のやうに燃えながら、利休の眼を追つて幾度か茶入の肩から置形の上を走りました。
— 薄田泣菫 『利休と遠州』 青空文庫
置形にも批の打ちどころがありました。
— 薄田泣菫 『利休と遠州』 青空文庫
その後、佐渡守が手塩にかけていたはり通しただけあつて、置形の味はひには、以前にも増して心をひかれました。
— 薄田泣菫 『小壺狩』 青空文庫
例の写真ではとても十九とは思われぬが、本人を見れば年相応に大人びている、色は少し黒いが、ほかには点の打ちどころもない縹致で、オットリと上品な、どこまでも内端におとなしやかな娘で、新銘撰の着物にメリンス友禅の帯、羽織だけは着更えて絹縮の小紋の置形、束髪に結って、薄く目立たぬほどに白粉をしている。
— 小栗風葉 『深川女房』 青空文庫
streitig machen = anzweifeln, in Frage stellen. 6.ihm geschieht nichts = es geschieht ihm nichts に對する倒置形。
— 關口存男 『新獨逸語文法教程解説』 青空文庫