絶交状
ぜっこうじょう
名詞
標準
letter breaking off relations
文例 · 用例
もう逢わない」こう独言を云ってから規矩男に簡単な絶交状めいた手紙を書いた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
一昨夜、突然、永野喜美代参り、君から絶交状送られたとか、その夜は遂に徹夜、ぼくも大変心配していた処、只今、永野よりの葉書にて、ほどなく和解できた由うけたまわり、大いに安堵いたしました。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
)僕は、僕もバイロンに化け損ねた一匹の泥狐であることを、教えられ、化けていることに嫌気が出て、恋の相手に絶交状を書いた。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
そんな詰らない噂で馬鹿を見るのもいやな上に、友人としての大野の餘りちツぽけな慢心と餘り締りのない放縱とを反省させる爲め、激烈な絶交状を送つて、一年半ばかり交際を絶つてゐた。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
お母さん、お祖母さん、今度は良人という順にだれにも短い縁よりない人らしい」 と言った言葉を、宮のお邸の事情をよく知っている人があって話したので、女王は情けなく恨めしく思って、こちらからも音信をしない絶交状態であって、そのほかにはだれ一人たよりになる人を持たない孤独の女王であった。
— 須磨 『源氏物語』 青空文庫
私は机を並べて仕事をしてゐた人達からもじろじろといやに顔を見られたばかりでなく、ある人からはそれがために絶交状に近い手紙をさへつきつけられた。
— 田山録弥 『『蒲団』を書いた頃』 青空文庫
やがて岸本がその絶交状を読んでしまった頃を見計らって、復た彼女は叔父の居るところへ引返して来た。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
之で見ると、野村の父は前の事件以後一年ばかりは、重行と絶交状態らしかった。
— ――二川家殺人事件 『黄鳥の嘆き』 青空文庫
作例 · 標準
長年の友人から、突然の絶交状が届き、彼は呆然とした。
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彼女は彼に対し、二度と会わないと書かれた絶交状を突きつけた。
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絶交状を出す前に、もう一度よく考え直すべきだ。
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