幻辞.com

しばしば目

しばしばめ
表現
1
標準
blinking away tears
文例 · 用例
飼主が――それはシベリア土着の百姓だった――徴発されて行く家畜を見て、胸をかき切らぬばかりに苦るしむ有様を、彼はしばしば目撃していた。
黒島伝治 青空文庫
わたしが語り終わると、彼は私がしばしば目撃した、かの鉄のような決断の色を顔に浮かべて、数分間は狭い船室をあちらこちちと足早に歩きまわった。
北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 世界怪談名作集 青空文庫
千早振る神代も聞かぬ珍事なるを予しばしば目撃した。
羊に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
それは首領の射撃の腕前を、この部屋でしばしば目撃したことがあるからである。
海野十三 人造人間殺害事件 青空文庫
街中で出会う知人たちもヨハンに示す挨拶は、尊敬をふかく顕しているのを梶はしばしば目撃した。
横光利一 罌粟の中 青空文庫
この前にもその後にも、他人についてこれに類した事実をしばしば目撃したが、こういうことが果たして強い証拠であろうかと思うと、何となく人を動物視したくなって来る。
新渡戸稲造 自警録 青空文庫
二人の映画班はいつもおくれがちであったが、これはもちろんとちゅうでしばしば目的物をつかまえて、十六ミリ天然色映画をとるので、そうなるのであった。
海野十三 恐竜島 青空文庫
私は野路を散歩するとき蛇が蛙を食うているのをしばしば目撃する。
倉田百三 愛と認識との出発 青空文庫
しばしば目(しばしばめ) — 幻辞.com