歩き心地
あるきごこち
名詞
標準
文例 · 用例
すべて――スタンドの灯で見る蚊帳も、その白さも、柔らかさも、空な隣の部屋の歩き心地も、新鮮な感覚でした。
— 宮本百合子 『日記・書簡』 青空文庫
地球の上の歩き心地と、ぜんぜんちがうね」「これはおもしろいや。
— 海野十三 『大宇宙遠征隊』 青空文庫
それでも、穿きなれた、歩き心地のよい下駄で、午後の乾いた銀座の鋪道を歩いて行くと、私は愉快になり、幸福にさえなった。
— 宮本百合子 『粗末な花束』 青空文庫
緑色と白の唐草模様のね」 ――その積りで家を出たのではなかったが、いかにも歩き心地よさそうに日の照った往来に出ると、おくめの心には、一層「沢屋」という文字が鮮やかになって来た。
— 宮本百合子 『黄昏』 青空文庫