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蹴爪

けづめ
名詞
1
標準
spur (of a chicken, pheasant, etc.)
文例 · 用例
それから、また直ぐに、近常さんが、人の顔と頭の間で、ぐっと鶏の蹴爪を圧えたんですってね、場合が場合だもんだから、何ですか……台の車が五六尺、ひとりでにきりきりと動出すのに連れられて、世に生れて、瞳の輝く第一番に、羽搏き打って、宙へ飛ぼうとする処を、しっかり引留めたようでしたとさ。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
楯をも砕くべきその蹴爪は、いたいたしげもなくお夏の襟にかかっている。
泉鏡花 三枚続 青空文庫
女はあっと驚いて立ちあがると、鶏は口嘴を働かせ、蹴爪を働かせて、突くやら蹴るやら散々にさいなんだ。
大森の鶏 半七捕物帳 青空文庫
くちばしに刺されたのか、蹴爪に撃たれたのか、彼女は左右の脚を傷つけられて、白い脛からなま血が流れ出していた。
大森の鶏 半七捕物帳 青空文庫
さやうならあしたからは足で蹴爪衝くやうな處に卸して置きます。
森林太郎 身上話 青空文庫
」「蹴爪衝きやあそそつかしいのだ。
森林太郎 身上話 青空文庫
私をして描かしむれば、鍋島の陶器師があのうずまきの草花を選んだような自由さをもって、私は紅玉の実を支える枝という枝に、雄鶏の脚に見るような、するどい蹴爪をかき添えるかも知れない。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
」 婦人は寡婦鶏のやうに、伸びかかつた蹴爪でおとなしい上院議員を跳ね飛ばしかねないやうな素振を見せた。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫
作例 · 標準
闘鶏では、雄鶏の蹴爪けづめ)が鋭く、激しい戦いを繰り広げる。
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鳥類学者は、獲物を捕らえるための鳥の蹴爪けづめ)の構造を研究している。
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庭にいる雄鶏の立派な蹴爪けづめ)が、太陽の光を反射して輝いていた。
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2
標準
fetlock
作例 · 標準
馬の調教師は、走る馬の蹴爪けづめ)の保護に細心の注意を払う。
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獣医は、馬の脚の検査で、蹴爪けづめ)の周辺に炎症がないか確認した。
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競馬の実況では、馬の蹴爪けづめ)の動きにも言及することがある。
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