不嗜
ぶたしなみ
名詞
標準
poor preparation
文例 · 用例
これくらゐ「不嗜みな」ものはないからであります。
— ――力としての文化 第四話 『青年の矜りと嗜み』 青空文庫
「不嗜み」とは、「嗜み」の反対で、どういふ点からみても、日本人の矜りを傷つけ、日本人の力を削ぎ、日本の理想に遠いものだからであります。
— ――力としての文化 第四話 『青年の矜りと嗜み』 青空文庫
残念なことに、現代の日本人の生活は、ごく少数の例外を除いて、有形無形の別はありますけれども、実にこの「不嗜み」なもので満たされてゐます。
— ――力としての文化 第四話 『青年の矜りと嗜み』 青空文庫
これも、日本人の「嗜み」のひとつでありますが、例へば、食ひ過ぎ、飲み過ぎ、遣ひすぎ、いづれも、「不嗜み」である。
— ――力としての文化 第四話 『青年の矜りと嗜み』 青空文庫
時と場所柄とを弁へぬ「不嗜み」は、いはゆる躾けのわるさにもよりますが、一方、「思ひ上り」から来るのであります。
— ――力としての文化 第四話 『青年の矜りと嗜み』 青空文庫
議論といふとすぐ喧嘩腰になるのも、議論の目的を履き違へた「不嗜み」であります。
— ――力としての文化 第四話 『青年の矜りと嗜み』 青空文庫
それで、恒子は、今になつてこんなことを云ひ出すのは不嗜みのやうだけれど、将来のことを、もう一度考へ直してみたいつて云ふんですの。
— 岸田國士 『驟雨(一幕)』 青空文庫
井戸とお勝手の流しとの間には、紙を貼つた荒い格子があり、その紙が一二ヶ所荒々しく破れてゐるのも、大家らしくない不嗜みです。
— 女護の島異變 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
「準備不足で臨むのは、不嗜(ぶたしなみ)というものだ」と先輩に注意された。
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大事なプレゼンテーションなのに、十分な準備を怠るという不嗜ぶりだった。
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試験前の不嗜な態度は、合格を遠ざけてしまうだろう。
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