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舳艫

じくろ
名詞
1
標準
bow and stern
文例 · 用例
幅は然のみ濶からぬ川ながら、船の往来のいと多くして、前船後船|舳艫相|啣み船舷相摩するばかりなるは、川筋繁華の地に当りて加之遠く牛込の揚場まで船を通ずべきを以てなり。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
私は斷言する、鷲の如く猛く、獅子の如く勇ましき列國の艦隊が百千舳艫を並べて來るとも、日章旗の向ふ處、恐らくば風靡せざる處はあるまいと。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
今や遠からず橄欖島のほとりで櫻木大佐に對面し、それより本艦「日の出」と櫻木大佐の電光艇とが舳艫相並んで颯々たる海風に帝國軍艦旗を飜へしつゝ頓て、帝國の軍港へと到着した時には如何に壯烈に且つ愉快なる事だらう。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
舳艫相銜みて、金鼓大に震う。
幸田露伴 運命 青空文庫
長唄 元寇長唄 元寇第一段天に連る玄界の際涯はいづく壱岐対馬、夕浪千鳥群れかへる蜑の小舟のそれならで、山かと高き兵船の満々と張る真帆の数、櫓に撓むる石火矢に軍皷の調旌旗とどよもし、舳艫相|接ぐ九百余艘、入日に染まる船脚やとどろと洗ふ潮の手を、しや、ひた押しの陣がまへ松浦さしてぞ押し寄せたる。
北原白秋 新頌 青空文庫
この中庭には舟に帆掛けて入るべけれど、舳艫を旋さんことは難かるべし。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
丁度そのとき、この飛行島戦隊に編入せられた巡洋艦、駆逐艦、水雷艇、潜水艦、特務艦などが合わせて四十六隻舳艫をふくんで飛行島のまわりに投錨した。
海野十三 浮かぶ飛行島 青空文庫
が、今は、まっさきに、広海屋が、数艘の大船の舳艫をあい接させて、西の貯蔵米をまわしはじめたのを切ッかけに、富裕の商人がこの流儀を学んで、市民の心を得ようと企てたので、急に米価は墜落し、江戸の民衆は、久しぶりで、たッぷりと鼓腹することが出来たのだった。
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
作例 · 標準
船は舳艫が美しく、堂々とした姿で港に停泊していた。
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嵐の中、船は舳艫を交互に波に晒しながら進んだ。
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船の舳艫には、それぞれ異なる役割を持つ乗組員が配置されていた。
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