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応型

おうがた
名詞
1
標準
文例 · 用例
インテリゲンツィアが階級をもたぬものであることや、可動的な本質から弱いものであるというような一応型にはまった、消極性の自認が近頃はやるけれども、本当に一人一人が、自分の毎日の生活の内部から現実に身をひたして感じつめて行けば、そこにインテリゲンツィアとしての独自的な要求が湧かない訳はないのである。
――文芸時評―― ヒューマニズムへの道 青空文庫
これは個人においても同様であって、なるべく自己を抑えて社会に順応せんとするいわゆる順応型の人と、一方には自己の意慾、衝動のみに重きを置いて、社会の組織何かあらんというようないわゆる反抗型の人とが出来る。
津田左右吉 流れ行く歴史の動力 青空文庫
由来日本の学者は、多く順応型の人間であって頗る融通がきくのである。
津田左右吉 流れ行く歴史の動力 青空文庫
社会の堅実なる秩序の為には順応型の人も必要であって、その進歩発展の為には物騒なる反抗型の人といえどもまた大いに大切なのであります。
津田左右吉 流れ行く歴史の動力 青空文庫
一應型通り、町長も助役も役を退いて、かつかうをつけたのだけれども、何時の間にか、勝手な輿論をつくつて、また、それぞれ、もとの役にもどつて知らん顏で、げらげら笑ひながら、役場の神棚を手荒くはづしてゐるのであつた。
林芙美子 雪の町 青空文庫