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間服

あいふく
名詞
1
標準
文例 · 用例
私はかつて薬の効能書に「食間服用」とあるのを、食事の最中に服用するものだと早合点して、食事中に薬を飲んで笑われたことがあるが、しかしこの煙草に関しては私はつねに「食間喫煙」であった。
織田作之助 中毒 青空文庫
知った職人が、この頃小野田の裁を飽足らず思っているお島に、その男を周旋したのは、間服の註文などの盛んに出た四月の頃であったが、その職人は、来た時からお島の気に入っていた。
徳田秋声 あらくれ 青空文庫
外を歩くと、間服の背中が、少し汗ばむほどの陽気であつた。
徳田秋聲 二つの失敗 青空文庫
イワンはそこで二十六年の間服役しました。
鈴木三重吉 ざんげ 青空文庫
日比谷にある中学校へ行つてゐる夫は背広の間服を着て胡坐をかいてゐた。
田中貢太郎 あかんぼの首 青空文庫
その翌年にも演習召集で三週間服役したが、それを終つて東京へ出るときはあらかじめ伊藤に依頼していつしよに棲む部屋を借りておいてもらつた。
伊丹万作 私の活動写真傍観史 青空文庫
上着は一といろで沢山な筈だのに、夏服に、冬服に、間服なんて馬鹿なものまで必要な国が、気候のいい訳がありよう筈がない。
辻村伊助 スウィス日記 青空文庫
」「はあ、身体ばかり大きくなりまして、この間も去年の間服を着せて見ましたら、ツンツルテンで大笑いを致しました。
佐々木邦 好人物 青空文庫