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良能

りょうのう
名詞
1
標準
natural ability
文例 · 用例
唯だ夫れ老荘の、心を以て太虚となし、この太虚こそ真理の形象なりと認むる如き、又は陽明派の良知良能、禅僧の心は宇宙の至粋にして心と真理と殆一躰視するが如きは、基督教の心を備へたる後に真理を迎ふるものと同一視すべからず。
北村透谷 各人心宮内の秘宮 青空文庫
「アラノ」(安良能)といって「アラヌ」(安良努)と云わなかったのは、この歌ではアラノと発音していたことが分かる。
斎藤茂吉 万葉秀歌 青空文庫
良寛様の書、それは品質に見ても、形貌すなわち書風に見ても、容易にあり得ない、素晴らしい良能の美書というべきである。
北大路魯山人 良寛様の書 青空文庫
単に正しい書だとか、嘘のない書だとかいったくらいでは、その良能の程度はいい尽されない恨みがある。
北大路魯山人 良寛様の書 青空文庫
かようの良能の書が生れ出たゆえんのものはといえば、それはいうまでもなく不思議なくらい世間欲のない良寛様の人格の立派さが、そうしたものだというべきであろう。
北大路魯山人 良寛様の書 青空文庫
それは、今もなお黄檗の書なるものを良能の書ででもあるかに、大切珍重する人々の存していることを、心から歎かわしく思う老婆心からである。
北大路魯山人 良寛様の書 青空文庫
実に良寛様の芸術的態度と見識は、これまったく良能の革新者のみがもつ新思想であって、敬服に堪えざるところである。
北大路魯山人 良寛様の書 青空文庫
良寛様の書は質からいっても、外貌からいっても、実に稀にみるすばらしい良能の美書であって、珍しくも、正しい嘘のない姿である。
北大路魯山人 魅力と親しみと美に優れた良寛の書 青空文庫
作例 · 標準
人間には複雑な言葉を操り、精巧な道具を作り出して文明を築き上げるという、他の動物にはない良能が生まれつき備わっている。
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子供たちがそれぞれ持っている多様な良能を最大限に引き出すためには、一律の詰め込み型ではない個別の教育アプローチが必要だ。
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彼は彫刻家としての卓越した良能を持ち合わせながらも、それをひけらかすことなく地域社会を豊かにするために静かに役立てようとした。
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