金座
きんざ
名詞
標準
Edo-period gold mint
文例 · 用例
4 呉服後藤に金座後藤、橋をはさんで向かい合っているふたりの後藤が自慢の金で掛けた橋だから、五斗と五斗とをあわせて一石橋と名がついたというお江戸名代の橋です。
— 首つり五人男 『右門捕物帖』 青空文庫
まだ態形も調わない金座通りへ出てから、小夜子は円タクを拾って、神田駅のガアド下までと決めた。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
金座通りや浜町公園もすでに形が整っていたし、思い切り大規模の清洲橋も完成していた。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
尋いで弘化三年十一月二十二日に至って、忠兵衛は隠居して、日野屋の家督を僅に二歳になった抽斎の三女|棠に相続させ、自分は金座の役人の株を買って、広瀬栄次郎と名告った。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
五百の兄広瀬栄次郎が已に町人を罷めて金座の役人となり、その後久しく金の吹替がないのを見て、また業を更めようとした時も、抽斎はこの爻を引いて諭した。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
本通りを東に歩いて突き当たると、人波は左に折れて、金座街と呼ばれる短い通りに流れる。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
本通りから金座街へと折れる通りを一、二度往復していると、学生たちはかなりの確率で同級生や友人と出会うことになる。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
新大橋の日本橋區|側の方をいつてみると、人形町通、および大門通りの舊吉原(元和三年に商賣はじめ)と歌舞伎芝居の勢力を見逃すことも出來ず、魚市場、金座、大商賣、本丸も控えてゐる。
— 長谷川時雨 『花火と大川端』 青空文庫
ウィキペディア
金座(きんざ)とは、江戸幕府において金貨鋳造あるいは鑑定・検印を行った場所あるいは組織。
出典: 金座 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0