何年間も
なんねんかんも
表現
標準
many years
文例 · 用例
十七のひとが、三十何年間も迷惑をかけられたなんて。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
それでおれは十何年間も彼女に実は自分の夢を喰わされていたわけさ。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
最後の隠れ家は駒込の伝中辺だと聞いたが、丁度旅行していたし、十何年間もまるで音信不通であったし、それ以前とても親友というほどの関係でなかったから葬儀に行かなかったが、後に聞くと送棺者がただ僅かに三、四人だったそうだ。
— 内田魯庵 『美妙斎美妙』 青空文庫
私はそれを二十何年間も水呑百姓をして苦しみ抜いてきた父や母の生活からもジカに知ることが出来る。
— 小林多喜二 『党生活者』 青空文庫
何年間も否定されつづけて来た若き生の、肯定と回復の一つの気の如く、不安なつつみどころのない表現として、自然と自意識の問題を語るとき大多数の人は十九世紀より現世代にこの人間課題がどう進展して来ているかさえ見おとした。
— 宮本百合子 『生きつつある自意識』 青空文庫
二十一歳の私がアメリカあたりで噂によれば洗濯屋だったとか皿洗いだったとか云われている東洋学専攻の男と結婚したり、その生活に苦しんで何年間も作品らしいものも書けずにいたようなことも、先生の目には又もや女がそこで足をとられた姿として、いくらか薄ら苦く映ったのではなかったろうか。
— 宮本百合子 『時代と人々』 青空文庫
天香さんは昔西村家という待合に十何年間も住んでいられました。
— 倉田百三 『青春の息の痕』 青空文庫
新劇の俳優たちは、何年間も自分たちの舞台を持たなかった。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
作例 · 標準
彼は何年間も海外で修行を積み、ようやく自分のみせを持った。
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何年間も放置されていた空き家が、リノベーションで見事に生まれ変わった。
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私たちは何年間も文通を続けているが、一度も会ったことがない。
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