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喘ぎ喘ぎ

あえぎあえぎ
副詞
1
標準
gasping
文例 · 用例
」と、云ひながら、私は少し喘ぎ喘ぎ登つた。
南部修太郎 修道院の秋 青空文庫
その層の一番どん底を潜って喘ぎ喘ぎ北進する汽車が横川駅を通過して碓氷峠の第一トンネルにかかるころには、もうこの異常高温層の表面近く浮かみ上がって、乗客はそろそろ海抜五百メートルの空気を皮膚に鼻にまた唇に感じはじめる。
寺田寅彦 浅間山麓より 青空文庫
……」喘ぎ喘ぎ風のように、工人は、白い泡と一緒に言葉を吐いた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
自分らは汗をふきながら、大空を仰いだり、林の奥をのぞいたり、天ぎわの空、林に接するあたりを眺めたりして堤の上を喘ぎ喘ぎ辿ってゆく。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
しかもそれが父の死を知ったばかりの悲しみの中にあるべき身でありながら――園はさながら魍魎の巣の中を喘ぎ喘ぎ歩いていくもののように歩いた。
有島武郎 星座 青空文庫
この街道の車夫は組合を設けて、建場建場に連絡を通ずるがゆえに、今この車夫が馬車に後れて、喘ぎ喘ぎ走るを見るより、そこに客待ちせる夥間の一人は、手に唾して躍り出で、「おい、兄弟しっかりしなよ。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
そして喘ぎ喘ぎいう文句の意味を理解に綴ってみるとこういうのだった。
岡本かの子 食魔 青空文庫
たまたま又非常に重げな嵩高の荷を負うて喘ぎ喘ぎ大車の軛につながれて涎を垂れ脚を踏張って行く牛もあった。
幸田露伴 連環記 青空文庫
作例 · 標準
これは喘ぎ喘ぎの例句です。
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