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名詞
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標準
文例 · 用例
あたりがとっぷり暮れ、私がやっとそこを立ち上がったとき、私はあたりにまだ光があったときとはまったく異った感情で私自身を装していた。
梶井基次郎 冬の蠅 青空文庫
氣球がいよ/\大陸の都邑に降下して後、秘密藥品の買收から、竊かに船に裝して、橄欖島へ赴く迄の間の駈引は尋常な事で無い、私は早くも櫻木大佐の心を讀み得たので、自ら進み出た。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
指を屈して見ると、吾等が豫定通りに印度國コロンボ市の附近に降下して、秘密藥品を買整へ、船に裝して橄欖島へ到着す可き筈の二十五|日迄には、最早六日を餘すのみで。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
なおそのほかに探険船シビリアコフ号を装して途中でいろいろの観測研究をすると同時にただひと夏に北氷洋を乗り切るという最初のレコードを作ろうという計画を立て、それが立派に成功したのである。
寺田寅彦 北氷洋の氷の割れる音 青空文庫
圖の下の端なる死人の起つあたり、せる羅刹の罪あるものを拉き去るあたりは、早や暗黒裡に沒せるに、基督とその周匝なる天翔る靈とは猶金色に照されたり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
皇后がせさせ給うた後、一夜の程に山が裂けて速鞆のせととなつたと云ふのである。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
柳橋の船宿でを待つ間に、霞亭は敬軒と松島に遊ぶことを約した。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
宴を撤してから舟を鞘町河岸にし、松井町の稲本に往った。
森鴎外 細木香以 青空文庫