目細
めぼそ
名詞
標準
文例 · 用例
こゝに珍しき町の名に、大衆免、木の新保、柿の木畠、油車、目細小路、四這坂。
— 泉鏡花 『寸情風土記』 青空文庫
偶々その一を讀めば、石目細工の家と題したり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
送られた女君はそれを一目細い目を開いて見ただけで童のおもちゃにと何にも知らない小供の手にゆずられるのであった。
— 宮本百合子 『錦木』 青空文庫
新おとぎ唄(その三)赤ンぼ――黒ンぼ――泣きンぼ――きかンぼ――ぐづンぼ――弱ンぼ赤ンぼに黒ンぼ黒ンぼはきかンぼ赤ンぼは泣きンぼ泣きンぼにきかンぼきかンぼはぐづンぼ泣きンぼは弱ンぼ泣きンぼが来たらあやしておやりきかンぼが来たらお灸出して見せな丸イ目細イ目丸イ目ト細イ目夜ニナルト丸イ目丸イ目ハ梟ノ目。
— 野口雨情 『未刊童謡』 青空文庫
細イ目ト丸イ目夜ニナルト細イ目細イ目ハ眠イ目。
— 野口雨情 『未刊童謡』 青空文庫
……朝日なす目細毛、夕日なす浦細毛。
— ――語尾「し」の発生―― 『形容詞の論』 青空文庫
佐川から離れた東の土地に目細というところがあって、そこに伊藤|徳裕、号を蘭林という先生がいて沢山の書生を集め、主として習字・算術・四書・五経の読み方を教えた。
— 第一部 牧野富太郎自叙伝 『牧野富太郎自叙伝』 青空文庫
人を見る目細く日向ぼこりかな十二月十二日 横浜キリスト教青年会俳句会。
— 高浜虚子 『六百句』 青空文庫