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一人腹

ひとりばら
名詞
1
標準
taking for granted
文例 · 用例
打首になっても好いのか」 誰やら一人腹立たしげに答えた。
森鴎外 堺事件 青空文庫
やはりそこにも何者か、一人腹這っているらしい。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
千鶴子は舟ばたで一人腹をかかえて笑っていた。
横光利一 旅愁 青空文庫
そうして、この悪口はつまり嫉妬から来たのだと一人腹の中で解釈して得意になった。
夏目漱石 明暗 青空文庫
しまいには、それをあえてしないような隔りのある夫なら、こっちにも覚悟があると一人腹の中できめた。
夏目漱石 明暗 青空文庫
「お前さんには中らなかつたんで」「中るもんですか、――若い時分には、四人で海豚汁をやつて、三人まで死んだのに、あつし一人腹がチクリともしなかつた事がありますよ、毒なんぞにやられるやうなヤワな身體ぢやねえ」 肉體の衰へを自覺しまいとする、年寄の一|徹さをムキ出しに、斯んな事を言ふのでした。
御落胤殺し 錢形平次捕物控 青空文庫
「お前さんには中らなかったんで」「中るもんですか、――若い時分には、四人で河豚汁をやって、三人まで死んだのに、あっし一人腹がチクリともしなかった事がありますよ、毒なんぞにやられるようなヤワな身体じゃねえ」 肉体の衰えを自覚しまいとする、年寄りの一徹さをムキ出しに、こんな事を言うのでした。
御落胤殺し 銭形平次捕物控 青空文庫
作例 · 標準
彼は自分の才能を一人腹にして、努力を怠った。
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当たり前のことだと思って一人腹にするな、感謝の気持ちを忘れないで。
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長年の努力が実り、ようやく成功を掴んだ彼は、一人腹せずに謙虚さを保っていた。
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