戦犯者
せんぱんしゃ
名詞
標準
文例 · 用例
この意味から戦犯者の追求ということもむろん重要ではあるが、それ以上に現在の日本に必要なことは、まず国民全体がだまされたということの意味を本当に理解し、だまされるような脆弱な自分というものを解剖し、分析し、徹底的に自己を改造する努力を始めることである。
— 伊丹万作 『戦争責任者の問題』 青空文庫
では、このような考え方をしている私が、なぜ戦犯者を追放する運動に名まえを連ねているのか。
— 伊丹万作 『戦争責任者の問題』 青空文庫
東條を頭目とする日本の戦犯者の国際裁判の最終日に、キーナン検事が、「正義を伴わない文明は背理である」といった言葉のうちには、人類の正義への評価があった。
— 宮本百合子 『平和への荷役』 青空文庫
もしも、天皇が戦犯者であるならば、国際裁判としては、厳正に、天皇にたいして戦犯であるとの判決をくだすべきである。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
私は、カイゼルや、ヒンデンブルグや、ルーデンドルフらのドイツ軍の有力な巨頭を、戦犯者として処罰することが、国際法に制裁あらしめるために、必要であると、外国人にも主張し、また日本人にも語った。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
女性は戦犯者にはいらない。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫