撮影機
さつえいき
名詞
標準
movie camera
文例 · 用例
それら一同の者の動作は、急速度の撮影機でとつた映画の人のやうに、緩く、極度に緊張して夫々の位置から位置へ移動することを繰り返した。
— 牧野信一 『西瓜喰ふ人』 青空文庫
高速度映画撮影機(「新青年」昭和二年十一月号)
— 小酒井不木 『二重人格者』 青空文庫
それは筒状の望遠鏡と、もう一つは脚のない活動写真撮影機であった。
— 海野十三 『電気風呂の怪死事件』 青空文庫
自分の家の天井に、斯うした油断のならぬ節穴があったことさえ、夢にも知らない事であったのに、その上、誰が持ち込んだものか、望遠鏡やら、活動写真の撮影機やら、吹矢やら、またパンの欠片や蜜柑の皮といった食物まで運ばれていた――など、何が何やら、彼にとって薩張り訳の判らないことであった。
— 海野十三 『電気風呂の怪死事件』 青空文庫
そして、此の事件の犯人は、この天井裏に潜伏していて、望遠鏡と活動写真撮影機とを使用して、女湯の天井から、犯人の恋人ででもあるらしい肉体美の女を殺し、その藻掻き苦悶して死んでゆく所を、活動写真に撮影しようと思ったのでもあろうか。
— 海野十三 『電気風呂の怪死事件』 青空文庫
事件のあった日の暁、彼は自家の売品たるフィルムを一本と現像液を準備して、それに店にあった小形撮影機を一台と、パンや蜜柑などの食料品、束髪の西洋鬘などを一緒に風呂敷に包み、向井湯の裏口へ赴いた。
— 海野十三 『電気風呂の怪死事件』 青空文庫
それが終ると、彼はかねて探って置いた、由蔵の秘密の娯しみ場所たる、女湯の天井の仕掛のある節穴の処へ来て、由蔵が設置した望遠鏡の代りに、持って来た撮影機を据えつけた。
— 海野十三 『電気風呂の怪死事件』 青空文庫
撮影機を抱えた人や、蝋燭を持った人の姿が茫と見えた。
— 原民喜 『死のなかの風景』 青空文庫
作例 · 標準
昔の映画は、重厚な撮影機を担いで撮影していたそうだ。
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最新の撮影機材は小型化され、より自由な撮影が可能になった。
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その特殊効果には、特別な撮影機が必要だった。
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