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放蕩無頼

ほうとうぶらい
名詞名詞-の形容詞
1
標準
being dissolute and unruly
文例 · 用例
亞尼に一人の息子があつて、極く放蕩無頼な男で、十|幾年か前に家出をして、行衞不明になつたといふ事は兼て聞いて居りましたが、亞尼は、それをば常に口僻のやうに、斯う言つて居りました「私の忰は私の言ふ事を容かずに、十月の祟の日に家出をしたばかりに、海蛇に捕られてしまひました。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
放蕩無頼の生活にも経験があるのではないかと思われる位、あらゆる人間への鋭い心理的|洞察がある。
中島敦 弟子 青空文庫
「風俗壊乱」の文士らしく若気の至りの放蕩無頼を気取って、再びデンと腰を下し、頬杖ついて聴けば、十銭芸者の話はいかにも夏の夜更けの酒場で頽廃の唇から聴く話であった。
織田作之助 世相 青空文庫
現実のマダムの乳房への好奇心は途端に消えて、放蕩無頼の風俗作家のうらぶれた心に降る苛立たしい雨を防いでくれるのは、もはや想像の十銭芸者の破れた蛇目傘であった。
織田作之助 世相 青空文庫
私の小説を読むと、この作者はどんな悪たれの放蕩無頼かと人は思うに違いないと、家人にはそれが恥しいのであろう。
織田作之助 世相 青空文庫
わたくしの若いときは放蕩無頼の上に貧乏でもありましたので、近所の人びとの財物を奪い取った事もしばしばあります。
宣室志(唐) 中国怪奇小説集 青空文庫
放蕩無頼の兄が、父にたびたび無心をした揚げ句、父が応ぜぬのを憤って、棍棒を振って、打ってかかったのを居合せた弟が見るに見兼ね、棍棒をもぎとるなり、兄をただ一打ちに打ち殺した事件の裁判なども、若杉裁判長の名声を挙げた、名裁判の一つでありました。
菊池寛 若杉裁判長 青空文庫
放蕩無頼に身をもちくずしたために、南部家を追放された六人組のやくざ者だ。
耳のない浪人 右門捕物帖 青空文庫
作例 · 標準
彼は昔、放蕩無頼の青年だったが、今は真面目な父親だ。
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あの村の青年たちは皆、放蕩無頼の者ばかりだと噂されている。
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彼の放蕩無頼な振る舞いは、周囲の人々を困らせていた。
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