北極熊
ほっきょくぐま異読 ホッキョクグマ
名詞
標準
polar bear (Ursus maritimus)
文例 · 用例
その日はわたくしは役所で死んだ北極熊を剥製にするかどうかについてひどく仲間と議論をして大へんむしゃくしゃしていましたから、少し気を直すつもりで酒石酸をつめたい水に入れて呑んでいましたら、ずうっと遠くですきとおった口笛が聞えました。
— 宮沢賢治 『ポラーノの広場』 青空文庫
とにかくその七月いっぱいに私のした仕事は、一、北極熊|剥製方をテラキ標本製作所に照会の件一、ヤークシャ山頂火山弾運搬費用|見積の件一、植物標本|褪色調査の件一、新番号札二千三百枚調製の件 などでした。
— 宮沢賢治 『ポラーノの広場』 青空文庫
また、その中に、狂ひいづる北極熊の氷なす戦慄の声。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
鷹だの狐だの狸だのいるところを通って、猿が歯をむいたり赤い尻を振り立てているところを抜けて、北極熊や北海道の大きな熊のいるところを通った。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
テレサは、北極熊みたいな白い大きな身体と、いつもいま水から上ったばかりのような、濡れた感じの顔とをもっていた。
— しっぷ・あほうい! 『踊る地平線』 青空文庫
わたしの可愛いお猫さんのように、さ、お湯をつかって支度をしましょう――といった調子なので、テレサはテレサですっかりふくれ返って、その巨大な北極熊みたいな全身へ万遍なくおしろいを叩きはじめる。
— しっぷ・あほうい! 『踊る地平線』 青空文庫
ボン・マルセの店の商標の附いた幾つかの紙函から取り出して卓の上や寝台の上へ並べたのは、陶製の喇叭、太鼓、白い北極熊、龍騎兵などの玩具と、リンネルや羅紗で作つた数枚の小児服、小さな頭巾にかはいヽ靴足袋、それからボン/\の入つた大小の缶なんかであつた。
— 與謝野寛 『素描』 青空文庫
その白さも、他動物の白色は季節によって変るが、北極熊の白色は変らない。
— めいろの巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
氷の上で昼寝をしている北極熊の親子は、まるでぬいぐるみのように愛らしい。
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北極熊は地上最大の肉食獣であり、その力強い前足の一撃は凄まじい威力がある。
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海氷が減少したため、北極熊がアザラシを狩るのが難しくなり、痩せ細った個体が増えている。
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