幻辞.com

風刺的

ふうしてき
形容動詞
1
標準
satirical
文例 · 用例
こういうふうに考えて来ると私には冒頭に掲げたアインシュタインの言詞がなんとなく一種風刺的な意味のニュアンスを帯びて耳に響く。
寺田寅彦 相対性原理側面観 青空文庫
それゆえに私は彼の言葉から一種の風刺的な意味のニュアンスを感じる。
寺田寅彦 相対性原理側面観 青空文庫
一般に評論は多少とも夫をもっているが、特に社会評論がもっている風刺的性質やパラドックシカルな特色は、ここから来るのである。
戸坂潤 思想と風俗 青空文庫
スウィフトの『ガリバー旅行記』やモリエールの『人間嫌い』やゴーゴリの『検察官』が当時の社会との関係に於て極めて合理的で理性的で従って現実的であったように、王仁三郎の「大本教」も合理的で理性的で現実的な社会的根拠を有っている一つの風刺的存在だ、と云ってもいいだろうと思う。
戸坂潤 思想と風俗 青空文庫
ただ、革命的な実践家ならば、云わばこの「風刺的」現実に対して、変革活動という形で関係をつけるだろうのに、文学者は文学者である限りは、所謂風刺という形の文筆活動で以て関係をつけるというまでなのである。
戸坂潤 思想としての文学 青空文庫
で風刺文学はその見方や書き方や表現やの特別な様式によって風刺文学なのではなくて、現実が風刺的である場合に是非とも発生しなければならぬ文学の一般的な特色だとすれば、今時この世の中で、風刺文学と非風刺文学とを別けて、風刺文学を提唱するというようなことは、少し異なことだといわねばなるまい。
戸坂潤 思想としての文学 青空文庫
凡そ或る事情を、真面目に見て見ようか風刺的に見て見ようか、などということは、個人々々によって勝手なことではなくて、風刺的なものとそうでないものとが、すでに初めから客観的に異っているのである。
戸坂潤 思想としての文学 青空文庫
尤も本来風刺的であるものをば、そうでないもののようにしか受け取れない人間もいるが、それはその人間が恐らく至らないことを意味するので、すでにそれだけ、風刺的であるべきか否かは客観的な標準を有っているのだ。
戸坂潤 思想としての文学 青空文庫
作例 · 標準
彼の小説は、現代社会の矛盾を風刺的に描いていると評価された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
その劇は、権力者を風刺的なユーモアで笑い飛ばし、観客を魅了した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は風刺的なコメントで、会議の重苦しい雰囲気を和ませた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
風刺的(ふうしてき) — 幻辞.com