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藻魚

もうお
名詞
1
標準
文例 · 用例
鱚、魴身魚、目張魚、藻魚、合せて七百|籠。
泉鏡花 海神別荘 青空文庫
鱚、魴※、鯒、あいなめ、目ばる、藻魚の類合せて七百籠。
泉鏡花 海神別荘 青空文庫
……場所を何う取違へたか、浴衣の藻魚、帶の赤魚、中には出額の目張魚などに出逢ふのみ。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
向は鯛のあらい、汁は鯉こく、椀盛は若※と蓮根、焼物は藻魚の空揚げ、八寸はあまご、箸洗い、という献立だった。
久生十蘭 ユモレスク 青空文庫
青紫蘇の葉を敷いた鯛のあらいも、藻魚の附合せの紅葉おろしも、みないい知れぬ哀愁を含んだ美しさで、やすと向きあって食事をしている杜松子の顔の中にもなにかしらそれと通じあうものが感じられ、愁いに似たやるせないほどの愛情で胸をつまらせた。
久生十蘭 ユモレスク 青空文庫