仏文科
ふつぶんか
名詞
標準
department of French literature
文例 · 用例
…… 私がまだ東大の仏文科でまごまごしていた二十五歳の時、改造社の「文芸」という雑誌から何か短篇を書けといわれて、その時、あり合せの「逆行」という短篇を送った。
— 太宰治 『わが半生を語る』 青空文庫
同年、東京帝大仏文科に入学。
— 太宰治 『狂言の神』 青空文庫
数十年間大学の仏文科教授であった辰野博士がその人たちの笑いをくすぐるためには曾我廼家五郎が必要だと云っている、その日本の二十代の生活と文学の現実は、このようなものである。
— ――こんにちの文学への疑い―― 『「下じき」の問題』 青空文庫
荻村は、仏文科出の小説家であった。
— 宮本百合子 『墓』 青空文庫
帝大の仏文科に籍を置くやうになつたのはそのためである。
— 岸田國士 『陸軍士官から』 青空文庫
田中千禾夫君は、実に、二十年前、今日からみれば奇しき縁であるが、われわれの研究所の第一回生として、慶応仏文科に籍をおいたまま、熱心に「新しい芝居の門」を押しくぐらうとしたのである。
— 岸田國士 『『物言う術』の序に代へて』 青空文庫
慶応の仏文科在学中から演劇研究を志し、僕たちのやつてゐた研究所へ第一回生としてはいつて来た頃、同君の特徴は、今日と少しも変らぬ寡黙謹直、しかも、なかなか鋭い観察眼をもつてゐることだつた。
— 岸田國士 『黙然として』 青空文庫
去年東京帝大の仏文科を卒業し、京都のJO撮影所の脚本家となつた三宅といふ人がゐた。
— ――二つの学生街―― 『本郷の並木道』 青空文庫
作例 · 標準
姉は大学で仏文科に所属しており、毎日ボードレールの詩を読んでいる。
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仏文科の教授陣は、フランス文学だけでなく歴史や哲学にも造詣が深い。
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来年の春からは、憧れていた文学部の仏文科へ進学することが決まった。
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