辺福
へんふく
名詞
標準
文例 · 用例
左註によつて、虫麻呂並びに田辺福麻呂の歌集に出てゐる歌を知る事が出来るだけで、本文には二人ともに署名がない。
— 折口信夫 『万葉集研究』 青空文庫
賜氷の節、また氷室の御祝儀ともいって、三月三日の桃の節句、五月五日の菖蒲の節句、九月九日の菊の節句についで古い行事で、仁徳天皇の御代に山ノ辺福住の氷室の氷を朝廷に奉って以来、六月朔日を氷室の節といい、西の丸では、富士氷室の御祝という儀式があり、大奥、御台所は伺候の大小名に祝いの氷餅をくださる。
— 氷献上 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
この一篇は岸辺福雄先生が、「鼠経」という題で、私の友人が人形芝居をした時に、人形をつかわせながらされた話の筋を、大体そのまま借用して作ったのです。
— 宇野浩二 『でたらめ経』 青空文庫
自分は邊福を飾らない。
— 長塚節 『教師』 青空文庫