覧伝
らんでん
名詞
標準
文例 · 用例
が、山田秋甫さんの橘曙覧伝によると、当時|軍監附きの要職にあつた門下野邨氏の遅疑の挙動を憤つて、一時遠ざけたことがあつたのだとある。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
だがかうした事は、彼の性格もあり、又事の自然の推移もあつて、自ら解決して居た事であらうと思ふが、曙覧伝を作る段になると、やはり一つの事件である。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
曙覧伝に現れて来るほど、ものを型に入れて考へる人ではなかつたゞらうが、現代の人々よりは、もつと善い遺産を持つた前代の人である。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
それに今一つは、曙覧伝にもつとよい物の出来てゐてくれなかつた事である。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
それと、山田秋甫さんの「橘曙覧伝並短哥集」の末に、二十七首を補足して居る。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
後漢の仇覽は、その部民の不孝を訴へ出た、母の不行屆を諭して感悔させて居る(『後漢書』仇覽傳)。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫