他世界
たせかい
名詞
標準
other worlds
文例 · 用例
隕石や天降鐡は疑も無く他世界から來つたもので、既に地球にそれだけの物が來つた以上は、地球の全體の質量は鐡及び他の鑛物の増加によつて變化させられて居ることを否定する譯にはゆかぬのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
而して稀に見るところの蘇生者の談話は非器分の游離を思はしめ、又他世界の存在をも思はしめるに與かつて力が有つたらう。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
但し蘇生者が多く他世界の談を爲すこと、たとへば智光の古談の如きは、即ち其の人猶眞に死せずして、不完全ながら腦作用を繼續し居たるを證するものであり、又微量ながら腦に向つて血液の供給されて居たことを語るものである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
軒をうつ小雨の音もなく、たゞ火鉢の炭が起る音と美智子の机の上の小さな時計の音より他世界は皆眠つてしまつたやうでした。
— 牧野信一 『嘆きの孔雀』 青空文庫
隕石や天降鉄は疑いもなく他世界から来たもので、既に地球にそれだけの物が来た以上は、地球の全体の質量は鉄および他の鉱物の増加によって変化させられていることを否定する訳にはいかないのである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
そして稀に有る蘇生者の談話は非器分の遊離を思わせ、また他世界の存在をも思わせるのに与かって力があっただろう。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
ただし蘇生者が多く他世界の話をすることは、例えば智光の古談ではその人が真に死んでいないで不完全ながらも脳作用が継続していたことを証明するものであり、また微量ながらも脳に向って血液が供給されていたことを語るものである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
しかしてかの英国は今より五六十年前早くもかかる時代に到達せしもので、爾来英国は南北両アメリカを始めとし、その他世界の諸地方に向かって盛んにその資本を輸出せしもので、現にその資本の利子のため毎年巨額の輸入超過を見つつありし事情は、人のよく知るところである。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼は現実逃避のために、小説の中の他世界に没頭している。
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宇宙には、私たちがまだ知らない他世界が存在するのかもしれない。
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仏教では、死後の世界として他世界への転生が説かれている。
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