焼き滅ぼす
やきほろぼす
動詞
標準
文例 · 用例
げに、焼き滅ぼすは一瞬、建設は百年、である。
— 太宰治 『春の盗賊』 青空文庫
がそれまでに円くなるには、まだまだ二つの魂が擦れあい打ちあって角々をおとさねばならぬ……よしそのために火を発して、自他ともに焼き滅ぼすことがあろうとも。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
人間の煩悩妄想のうち、憤怒の一念ほど、人の魂を焼き亡ぼす力のあるものはございませぬ。
— めいろの巻 『大菩薩峠』 青空文庫
確かに天が人類の数限り無き罪障を焼き亡ぼすものである。
— シモン・ニューコム 『暗黒星』 青空文庫