水葬礼
すいそうれい異読 みずそうれい
名詞
標準
burial at sea
文例 · 用例
それでも一個の人間である以上、猫婆は飼猫とおなじような残酷な水葬礼には行なわれなかった。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
谷へ蹴込んで水葬礼、浮かべ浮かべ、海で浮かべ」 谷間を目がけて、片足上げ、ドッと蹴落とした。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
十中八九は水葬礼だが、これとても惜しい生命じゃないらしい。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
「若い身空を水葬礼か」「それも皆んな心がらだ」「俺らに逆らった天罰だ」「湖水を渫った天罰だ」「諏訪家の若殿頼正なら、若殿らしく穏しくただ上品に構えてさえいれば、こんな目にも逢うまいものを」「いい気味だよ、いい気味だよ」 そこで彼らはまた笑った。
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
増穂残口などを驚かした、熊野の水葬礼に沈めた容れ物は、実は竹籠であつたのであらう。
— 折口信夫 『髯籠の話』 青空文庫
」「ぶった切って水葬礼、一切|後腹やめぬよう、湖へ沈めてしまいましょう。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
(服部兄妹を返り討ちに、お吉も殺して水葬礼、その後で楢屋へ押しかけて行き、どうせ婿入りなど出来ぬ躰、強請って大金ふんだくり、明けるも待たず逐電) と、こう思って待ちかねているのであった。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
生前間男の濡衣を着せ、――世間へ見せしめ、二人の死骸、戸板へ打ち付け、水葬礼――ふん、そいつにしたんだからなあ。
— 国枝史郎 『隠亡堀』 青空文庫
作例 · 標準
故人の遺言により、家族は静かに海上で水葬礼を執り行った。
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歴史的な資料によると、古代の一部の文化では水葬礼が一般的な葬送方法だった。
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「海に還るという考え方は、美しいと思う。」「そうね。水葬礼には、自然への回帰というメッセージが込められているのかもしれない。」
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