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名詞
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標準
文例 · 用例
庸の軍を見るや鼓して薄る。
幸田露伴 運命 青空文庫
燕王諸将を麾き、鼓して先登す。
幸田露伴 運命 青空文庫
あ、痛たッ、何でい、わーい、という声が然と入違って、友達は皆道草を喰っている中を、私一人は駈脱けるようにして側視もせずに切々と帰って来る。
二葉亭四迷 平凡 青空文庫
道端の子供等は皆好奇の目を円くして此怪し気な車を見迎え見送って、何を言うのか、口々に然と喚いている中から、忽ち一段|際立って甲高な、「犬殺しだい犬殺しだい!
二葉亭四迷 平凡 青空文庫
漸くの想で家へ着くと、狼狽てて車を飛降りて、車賃も払ったか、払わなかったか、卒然門内へ駆込んで格子戸を引明けると、パッと灯火が射して、其光の中に人影がチラチラと見え、家内は何だか取込んでいて話声が然と聞える中で、誰だか作さん――私の名だ――作さんが着いた、作さんが、と喚く。
二葉亭四迷 平凡 青空文庫
馬に跨れる人あり、車を驅れる人あり、燒酎|鬻ぐ露肆を圍みて喧せる農夫の群あり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
それは、やゝ、狂といふべきものだ。
坂口安吾 恋をしに行く(「女体」につゞく) 青空文庫
信仰は健全な祈りと憧れを失って、漸く狂的な迷信に堕しはじめた徴候でもあろうか。
亀井勝一郎 大和古寺風物誌 青空文庫