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窮措大

きゅうそだい
名詞
1
標準
poor student (scholar)
文例 · 用例
互いに死生を共にし合った往年の英傑児同志が、一方は天下の頭山翁となり、一方は名もなき草叢裡の窮措大翁となり果てたまま悠々|久濶を叙する。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
「君は依然として窮措大だね、まだ世に出ることができないね」 梁は言った。
田中貢太郎 西湖主 青空文庫
彼等は汝が如き窮措大めきたる男にあらず。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
獨り梅花は舊に依りて東風に笑ひ、われ亦舊の如く江湖の窮措大なり。
大町桂月 杉田の一夜 青空文庫
玄機が詩を学びたいと言い出した時、両親が快く諾して、隣街の窮措大を家に招いて、平仄や押韻の法を教えさせたのは、他日この子を揺金樹にしようと云う願があったからである。
森鴎外 魚玄機 青空文庫
そも、かゝるめゝしくをぢなき心を、こと/″\しう書いつけおかむは、人わらはれなるわざにて、はぢがましきかぎりなれど、この頃の筆硯の苦、人情の苦に、窮措大が嚢中の苦さへ、湊合しつる事なれば、後にこの書を見むごとに、おのれひとりが思ひやりにせむとてなり、讀まむ人は、あはれとも見ゆるし給へや。
大槻文彦 ことばのうみのおくがき 青空文庫
今まではわからずやの窮措大の家に養なわれて実業家の御利益を知らなかったのは、我ながら不覚である。
夏目漱石 吾輩は猫である 青空文庫
ことに表の窮措大珍野苦沙弥氏のごときものは生きてござるのが大分苦痛のように見受けらるるから、一刻も早く殺して進ぜるのが諸君の義務である。
夏目漱石 吾輩は猫である 青空文庫
作例 · 標準
古ぼけた下宿で古書に囲まれ、パンの耳で飢えをしのぐ彼は、現代の窮措大といった趣だった。
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「僕のような窮措大が、あんな立派なパーティーに招かれるなんて場違いですよ」
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若かりし日の恩師は、自らを窮措大と称して学問に明け暮れていた苦生談をよく語ってくれた。
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