たった一人
たったひとり
表現名詞
標準
just one person
文例 · 用例
おまえさんたち」と小そのは総てを語ったのちにいう、「何人男を代えてもつづまるところ、たった一人の男を求めているに過ぎないのだね。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
何だかわたしが、たった一人、居ずまゐ正してこゝに座り、やつらの仲間がかはるがはる、その二っつの小窓から、わたしを覗いてゐるやうだ。
— 宮沢賢治 『疑獄元兇』 青空文庫
「ぼくほんたうはよく知りません、けれどもそんなんでなしにほんたうのたった一人の神さまです。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
」「ほんたうの神さまはもちろんたった一人です。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
たった一人あとからやって来る人がある。
— 宮沢賢治 『台川』 青空文庫
室には、人はたった一人居たきりであるが、壁には数え切れないほど沢山の外套と帽子が掛け列ねてあった。
— 寺田寅彦 『議会の印象』 青空文庫
儂ァたった一人の伜をやくざ渡世にしたくねえからな……」 凝ッと聴いていた次郎長、 「爺っつあん、草鞋を一足頂けませんか」S=表 石松、隣りから薬持って帰って来る。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
易者が、T「この世の中にたった一人」 「エッ」と左膳。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
作例 · 標準
見知らぬ土地でたった一人、不安な夜を過ごしたが、現地の人々の優しさに救われた。
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彼はたった一人でこの壮大なプログラムを作り上げたと聞き、皆が驚嘆した。
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「そんなに落ち込まないで。君は決して、この世界でたった一人じゃないんだから」
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