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おそ
名詞
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標準
文例 · 用例
「きょうはいからいそぐだ」とすこしむずかしい顔をしても子どもは聞き入れそうもしない。
伊藤左千夫 老獣医 青空文庫
糟谷は、「もういっ」とおちつかないそぶりをことばにまぎらかして外へでた。
伊藤左千夫 老獣医 青空文庫
二、三|席勝負してからでかけてもくはない。
伊藤左千夫 老獣医 青空文庫
母は一通り二人の余りかったことを咎めて深くは言わなかったけれど、常とは全く違っていた。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
僕は山から採ってきた、あけびや野葡萄やを沢山座敷|中へ並べ立てて、暗に僕がこんな事をして居たからくなったのだとの意を示し無言の弁解をやっても何のききめもない。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
十七日にゆくとしろ……えいか、そのつもりで小支度して置け」 学校へゆくは固より僕の願い、十日や二十日早くともくともそれに仔細はないが、この場合しかも今夜|言渡があって見ると、二人は既に罪を犯したものと定められての仕置であるから、民子は勿論僕に取ってもすこぶる心苦しい処がある。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
またあの奴民子が居ないから考え込んで居やがると思われるも口惜しく、ようやく心を取直し、母の枕元へいって夜くまで学校の話をして聞かせた。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
そこへきて民子が明けてもくれてもくよくよして、人の眼にもとまるほどであるから、時々は物忘れをしたり、呼んでも返辞がかったりして、母の疳癪にさわったことも度々あった。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫