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名詞
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標準
文例 · 用例
葛籠の底に納めたりける一二枚の衣を打かへして、浅黄ちりめんの帯揚のうちより、五|通六通、数ふれば十二|通の文を出して旧の座へ戻れば、蘭燈のかげ少し暗きを、ぢ出す手もとに見ゆるは殿の名。
樋口一葉 軒もる月 青空文庫
が、まあこのおしまひの手合なんぞは、云つてることに何の意味もないにしてからがチヨイト頭をること言換れば位置にお構ひなしに移動の万能範囲を拡げることが、いとも優秀なことのやうに思はれることは現時の流行感冒である。
中原中也 音楽と世態 青空文庫
赤ん坊の手をるのは、造作もねえこった。
葉山嘉樹 牢獄の半日 青空文庫
そいつを、赤ん坊を引き裂いたように、最後の思い出としてりつぶしたいだろう。
葉山嘉樹 牢獄の半日 青空文庫
挙式の費用など、てんで、どこからも出の仕様が無かったのである。
太宰治 帰去来 青空文庫
葉藏はからだを大きくつて、仰向になつた。
太宰治 道化の華 青空文庫
私も、からだをぢ曲げて、うしろの長押を見上げた。
太宰治 富嶽百景 青空文庫
私は、それを見とどけ、また、ゆつくりからだをぢ戻すとき、娘さんを、ちらと見た。
太宰治 富嶽百景 青空文庫