車夫
しゃふ
名詞
標準
rickshaw puller
文例 · 用例
曰く、学校の講義が終ると、車夫が人力車を持って迎えに来ている。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
家の玄関へつくと、車夫がとても威勢の好い大きな声で、『オ帰リイ』と叫ぶ。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
女中が二人、書生が一人、老僕が一人、他に抱車夫が一人という大家族であったので、家も相当に広く、間数がいくつもあって廊下続きになっていた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
」 暫くして支那人の傭車夫が母にかう言つて笑つてゐるのが聞えた。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
何という題であったか忘れたが、自分が九歳の頃東海道を人力車で西下したときに、自分の乗っていた車の車夫が檜笠を冠っていて、その影が地上に印しながら走って行くのを椎茸のようだと感じたと見えてその車夫を椎茸と命名したという話を書いた。
— 寺田寅彦 『明治三十二年頃』 青空文庫
右手に萩の園と掛札ある家を、これが百花園かと門内を覗くに、どうやら変なれば、客待ちの車夫に問うに、百花園はまだずっと先なり。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
早く行て船室へ場を取りませねばと立上がれば婢僕親戚|上り框に集いて荷物を車夫に渡す。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
その頃の硬派の首領株の一人はその後|人力車夫になったと聞いたが、それからどうなったか一度も巡り合わずそれきり消息を知ることが出来ない。
— 寺田寅彦 『鷹を貰い損なった話』 青空文庫
作例 · 標準
昔の浅草では、人力車を引く車夫たちの元気な声が響いていた。
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彼は、重い荷物を積んだ人力車を、懸命に引く車夫にチップを渡した。
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車夫の案内で、古都の風情ある街並みを散策した。
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