徴士
ちょうし
名詞
標準
文例 · 用例
其時二人の目に奸人の巨魁として映じたのは、三月に徴士となつて熊本から入京し、制度局の判事を経て、参与に進んだ横井平四郎であつた。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
列藩徴士中の高齢者で、少し疎になつた白髪を髻に束ねてゐる。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
「去んぬる五日、徴士横井平四郎を、寺町に於いて、白日斬殺に及びし者あり。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
「徴士横井平四郎を殺害に及候儀、朝憲を不憚、以之外之事に候。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
薫子の尾州藩徴士荒川甚作に与へた書は下の如くである。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
いな、御誓文は、当時すでに実行されて、各藩選出の徴士、貢士が、後年の代議士のやうに国政に参与してゐたのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
八月二十日(金) 管理工場の社長を応徴士ということになった。
— 清澤洌 『暗黒日記』 青空文庫
応徴士服務規定によれば、 事業主たる応徴士は、生産遂行の全責任を負荷せしめられたるの自覚に徹し‥‥戰力増強の責を果すべしとある。
— 清澤洌 『暗黒日記』 青空文庫