町費
ちょうひ
名詞
標準
文例 · 用例
小諸でも町費の大部分を傾けて、他の町に劣らない程の大校舎を建築した。
— 島崎藤村 『千曲川のスケッチ』 青空文庫
市川とか、桐生とか、前橋とかいう小さい町までもが、苦しい町費をさいて、一と通りは、防空演習をやっているのに、大東京という帝都が、纏った防空演習を、唯の一度もやっていなかったということは、何という遺憾、何という恥辱だったでしょう」「貴君の云うとおりだ。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
まして、長崎へ行くのなら危険此上ないというK氏の言葉で、計らず臼杵町費の一端を掠め、S氏の種痘を受けた。
— 宮本百合子 『長崎の印象』 青空文庫