救助艇
きゅうじょてい
名詞
標準
lifeboat
文例 · 用例
もし救助艇がやって来なければ、一同はこの船で帰国の途に着いた事であろう。
— 海野十三 『恐竜島』 青空文庫
夕凪ぎになるとヨットも動かなくなり、ナメクジの海上歩行で辛くも辿りつく勇士もあるし、商船学校の豪傑は宇佐美の奥へ白帆の姿が消え去るほど流されて、救助艇がでた始末である。
— 坂口安吾 『わが精神の周囲』 青空文庫
同乗の檀一雄は豪傑が風と闘う苦心を知らず、救助艇に向って、「あなた、なして助けに来たですか」 と食ってかゝったそうである。
— 坂口安吾 『わが精神の周囲』 青空文庫
三人のうち二人が海中に落ち込むのを見張りの水夫がみつけたので、私たちは船を停めて救助艇をおろしましたが、どうしても発見されませんでした。
— 上床 『世界怪談名作集』 青空文庫
われわれは船を停めて救助艇をおろしましたが、その晩はまるで風雨の起こる前のように静かな晩でしたのに、どうしてもその男の姿は見つかりませんでした。
— 上床 『世界怪談名作集』 青空文庫
トリボース村では島民が救助艇を出そうと無駄な努力を続けていたが、北西の強風が内陸の港口まで吹き付け、3回も小舟は砂浜に押し戻され、乗組員が危険にさらされた。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
再び試みたが、再び救助艇は押し戻され、まるでコルク栓が泡まみれの砂浜に戻るかのよう。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
大きな白波の壁が引くと、砂浜に救助艇の乗組員が、黒い小集団になって立っており、背の高い乗馬服の男が、かがみ込んでいる。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
作例 · 標準
転覆したヨットの乗員は、駆けつけた救助艇に無事収容された。
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海難事故の際、巡視船から救助艇が降ろされた。
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映画で、荒波の中を進む救助艇のシーンがとても印象的だった。
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沿岸警備隊の救助艇が、夜の海をパトロールしている。
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