棚田
たなだ
名詞頻度ランク #15942 · 青空 96 例
標準
terraced rice fields
文例 · 用例
釜石よりの帰り宮沢賢治かぎりなく鳥はすだけどこゝろこそいとそゞろなれ竹行李小きをになひ雲しろき飯場を出でぬみちのべにしやが花さけばかうもりの柄こそわびしきかすかなる霧雨ふりて丘はたゞいちめんの青谷あひの細き棚田に積まれつゝ廐肥もぬれたり
— 宮沢賢治 『釜石よりの帰り』 青空文庫
散る、風なくして散る其もみぢ葉の影の消ゆるのは、棚田、山田、小田の彼方此方、砧の布のなごりを惜んでふ状に、疊まれもせず、靡きも果てないで、力なげに、すら/\と末廣がりに細く彳む夕の煙の中である。
— 泉鏡太郎 『魔法罎』 青空文庫
粟、蕎麥の色紙畠、小田、棚田、案山子も遠く夕越えて、宵暗きに舷白し。
— 泉鏡花 『月令十二態』 青空文庫
冬の日棚田丘窪の冬の棚田はねもごろにうれしき棚田、寂び寂びて明るき棚田。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
あなあはれ、ここの丘窪、明るけど古さび棚田、うれしけど冬の日棚田、その空に翔る群禽、鶺鴒の薄黄の羽根のただ波うちて影もとまらず、影もとまらず。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
冬の棚田 丘窪の冬の棚田はねもごろにうれしき棚田。
— ――長歌体詩篇二十一―― 『観想の時』 青空文庫
寂び寂びて明るき棚田。
— ――長歌体詩篇二十一―― 『観想の時』 青空文庫
あなあはれ、ここの丘窪、明るけど古さび棚田、うれしけど冬の日棚田、その空に翔る群禽、鶺鴒の薄黄の尾羽のただ波うちて影もとまらず、影もとまらず。
— ――長歌体詩篇二十一―― 『観想の時』 青空文庫
ウィキペディア
棚田 とは、傾斜地に作られた水田のこと。傾斜がきつく耕作単位が狭い状態において、水平に保たれた田が規則的に集積し、それらが一望の下にある場合は千枚田(せんまいだ)とも呼ばれる。棚田と同様に傾斜地を段状にした畑は段々畑(だんだんばたけ)という。
出典: 棚田 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0