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蔵番

くらばん
名詞
1
標準
文例 · 用例
その浪人の申し立てによると、自分は中国なにがし藩の伊沢千右衛門という者で、父の兵太夫は御金蔵番を勤めていた。
青山の仇討 半七捕物帳 青空文庫
野口武助の親父は武右衛門といって、屋敷の金蔵番であったのは本当です。
青山の仇討 半七捕物帳 青空文庫
」 蜜柑の穴蔵番である加藤閑吉は、怖ろしい光景を手真似で描き出しながら、眼を瞑ると、慌てゝ盃を傾けた。
牧野信一 武者窓日記 青空文庫
「信綱記」に依れば、伊豆守の家中においても、番所にて「たばこ」を呑むことを堅く禁じたが、或日土蔵番の者が窃に鮑殻に火を入れて来て「たばこ」を呑み、番所の畳を少し焦した事がある。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
と、その声が呼んだかのように、土蔵の口へ現われたのは、顔に醜い薄|痘痕のある、蔵番らしい男であったが、手に匕首を握っている。
国枝史郎 前記天満焼 青空文庫
蔵番の東三だが、変だねえ」 何となく不安を感じたのだろう、お繁は頤を襟へ埋めたが、ちょうどこの頃宇和島鉄之進は、順賀橋の辺りを歩いていた。
国枝史郎 前記天満焼 青空文庫
「ああ蔵番の東三さ。
国枝史郎 前記天満焼 青空文庫
どうやら蔵番の東三らしい。
国枝史郎 前記天満焼 青空文庫