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一巡り

ひとめぐり
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
one round
文例 · 用例
しかし静な事は――昼飯を済せてから――買ものに出た時とは反対の方に――そぞろ歩行でぶらりと出て、温泉の廓を一巡り、店さきのきらびやかな九谷焼、奥深く彩った漆器店。
泉鏡花 みさごの鮨 青空文庫
」 とは云ったが、まだ幾分の未練が有るらしい、市郎は壁に沿うて室内を一巡りした。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
葬列は町の中央から出て町を一巡りした。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
あまり近い距離なので、葬列は町を一巡りしたという理由もあるが、兎に角、わたくしたちは寺の葬儀場へ辿りついた。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
彼は池のほとりを一巡りしてから、杉木立の中に足を入れて見た。
佐左木俊郎 首を失った蜻蛉 青空文庫
しかし、その辻広場を一巡りすると、ぐるりと廻ってもと来た道へひき返すのを見て、私は驚いた。
THE MAN OF THE CROWD 群集の人 青空文庫
岩井の場合にかぎらず、画家が一個のリンゴなりカボチャなりを前にして描き出すとき、そのカボチャの実在的な大きさつまり実物の寸法より、画布の上に一巡り大きく描くといふこと、反対に一巡り実物より小さく描くといふことに対して果してその画家はどれだけの良心が働いてゐるだらうか。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
町をまた一巡りして宿へ帰って来た笹村は、この十日ばかり何を見つめるともなしにそこに坐っていた自分の姿を、ふと目に浮べた。
徳田秋声 青空文庫
作例 · 標準
季節が一巡りして、またあの桜の咲く春がやってきた。
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お遍路で四国の霊場を一巡りし、心の平穏を取り戻した。
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世界をクルーズ船で一巡りするのが、退職後の夫婦の夢だ。
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2
標準
first anniversary of a person's death
作例 · 標準
父の一巡りの法要には、親族一同が集まって故人を偲んだ。
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一巡りを過ぎてようやく、悲しみが少しずつ和らいできた気がする。
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一巡りの供養も終わり、形見の品を少しずつ整理し始めた。
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