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全体として

ぜんたいとして
表現
1
標準
overall
文例 · 用例
Bといふ人間全体として何も無邪気ぢやないまでも、文学にしか頭が向かないところから、その他のことでは、尠くも不慣れくらゐのことはある。
中原中也 心理的と個性的 青空文庫
おそらく彼は、心境の静寂さにおいて芭蕉に近づき、全体としての芸術を、近代の象徴詩に近く発展させたか知れないのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
一首一首の巧拙などはもちろんよく分らなくても、全体として見たときに感ずる一種の雰囲気のようなものがあって、それが色々暗示を与えるからであります。
寺田寅彦 書簡(※) 青空文庫
全体としては、素焼の陶器の雅味である。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
風の仕業か雲の垂幕は無数の渦を絡み合せながら全体として、しずかにしずかに、東の方へ吹き移されて行く。
岡本かの子 富士 青空文庫
顔色の悪い事や、眼鼻の形状配置といったようなものは別としても、顔全体としての表情が十中八、九までともかくも不愉快なものである。
寺田寅彦 電車と風呂 青空文庫
勿論、馬琴自身のオリジナルな観察も少なくはないであろうが、全体として見るときは彼の著書には強烈な「書庫の匂い」がある。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
科学全体としての飛躍的な進歩はただ後者によって成さるると云っても過言ではない。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
作例 · 標準
彼のスピーチは、全体として論理的で分かりやすかった。
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このチームのパフォーマンスは、全体として向上している。
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新しいソフトウェアは、まだ改善の余地があるものの、全体として使いやすい。
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全体として(ぜんたいとして) — 幻辞.com